「奇妙だ。彼は僕をアイドルだと」中国競泳19歳に“名指し批判”された豪競泳選手が反論「談笑もしたのに」【パリ五輪】
今大会に向けては、世界アンチドーピング機構(WADA)がドーピング検査の強化を約束。さらにドーピングの国際検査機関(ITA)も五輪開幕間近の7月25日に、パリ五輪に出場する中国の水泳選手が今年に入ってから600回を超える検査を受けていると公表した。
猛批判を受けていた19歳に名指しで批判されたチャルマーズは、どこか複雑な想いを打ち明ける。母国紙『The Roar』の取材に応じた26歳は「うーん、それはちょっと奇妙な話だよ」と切り出し、問題となった大会初日時の潘展楽とのやり取りを回想する。
「だってその大会初日のリレーの時に僕らはフィストバンプ(グータッチ)をしたんだよ。僕はすぐに仲間とのレースに向けて集中力を高めたけど……。(100メートル自由形決勝の)前の日もウォームダウンの時に談笑もした。僕としてはなにも問題はなかったんだけど……」
首を傾げるチャルマーズは、昨年の世界選手権で「あなたは僕のアイドルです」と言われたとも告白。「ちゃんと英語を使ってくれたから、すごく嬉しかったのを覚えているよ。この決勝後にも彼に『おめでとう』と言ったら、また『おー、あなたは僕のアイドルです』と言ってくれていたんだ」とも明かした。
食い違う両者の意見。どちらが真実を話しているかは不明なままだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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