なぜトライアスロンの強行開催は認められた? 仏局が水質検査の“矛盾”を指摘「特定するには24時間かかる」【パリ五輪】
IOCが公表した検査結果では、レース当日の水質は基準(100ml中の大腸菌数は1000個以下)を下回ってはいる。だが、『Radio France』は「首都パリは夜の間に大雨に見舞われていた。雨天時に生活排水が流れるシステムを考えれば、良くなるはずがない」と指摘。「セーヌ川がすべてのパリジャンたちが水浴びできるほど綺麗になっているというのは幻想だ」と強く批判した。
今回参加した選手からも「泳ぎながら、良くない匂いを嗅いだし、あまり考えたり感じたりするべきではないものも見た」(ベルギー女子代表のヨリアン・フェルメイレン談)と指摘されたセーヌ川。来る8月5日(現地時間)には混合リレーも開催されるが、果たして選手たちが安心して泳げるような状況になるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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