“汚染のセーヌ川”で泳いだ女子選手が大腸菌感染で入院か ベルギーがトライアスロン混合リレー棄権「影響は大いにある」【パリ五輪】
ミシェルの入院報道は瞬く間に世界に波紋を広げている。米紙『USA Today』は、「彼女が倒れた原因が汚染されたセーヌ川に影響された可能性は大いにある」と指摘。現地時間8月5日に混合リレーが開催予定となっている現状をふまえ、「世論の懐疑論が強まっているにもかかわらず、主催者は『泳げるセーヌ川』をパリ大会の重要な遺産の一つとして描こうとし続けている」と皮肉っている。
セーヌ川を泳いだ影響がどこまであるかは不透明ではある。しかし、競技を強行したパリ五輪の組織委員会に対する風当たりは強まりそうな情勢だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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