「過去の五輪よりも発生率が高かった」セーヌ川で選手の10%が胃腸炎という“衝撃事実”が判明!東京五輪では3%以下

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 また「抗生物質を投与された選手もいれば、投与されなかった選手もいた」とし、具体的な病原体についての詳細は明かさなかったが、少なくとも1つは 「都会の汚れた川で一般的に考えられる病原体」であったと明かしている。

 さらに、セーヌ川での競技に参加した五輪代表チームの中には、予防的に抗生物質を服用したチームもあったが、米国は服用しなかったという。

 抗生物質はすべてのリスクを排除できるほど広範囲に作用するものではないといい、抗生物質の使用には、細菌叢の変化によって光過敏症、胃腸の不快感、ストレスを引き起こす可能性があるという独自のリスクもあると語っている。

 全体的には「胃腸炎に関する問題はごくわずかだった」というが、現地時間8月28日(日本時間29日)に開幕するパラリンピックでも、トライアスロンがセーヌ川で開催される予定となっている。この問題はパラリンピックでも波紋を呼びそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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