「無事に脱出できたのは幸運」水の汚れよりも“流れ”が心配 女子選手がセーヌ川で「100回くらい溺れそうになった」と告白【パリ五輪事件簿】

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「正直に言うと、私にとって水質よりも心配だったのは流れでした。おそらく参加者全員が、その場で泳いでいるような瞬間があったと思います。私にとってはそっちの方がずっと怖かったですし、無事に脱出できたのは幸運でした」

 汚染状況がひどすぎるため、セーヌ川は1世紀以上も遊泳が禁止されていた。大会公式委員会がゴーサインを出したが、競技後に体調不良を訴える選手も出た。さらに競技前日の悪天候によって、流れの強さを問題とする参加者も少なくなかった。選手は過酷な状況の中で今回のレースを乗り越えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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