決勝戦当日の計量にわずか100グラム超過で電撃引退 印レスリング選手が経験した過酷な減量方法「あやうく死ぬところだった」【パリ五輪事件簿】

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 インドの日刊紙『Dainik Jagran』は通常56キロの彼女が50キロ以下に落とす必要がある減量法に対し「維持するのは健康上で大きな危険が伴う」と警鐘を鳴らしながら、本人のコメントとして「久しぶりに体重をここまで落とした。死ぬかもしれない」と語っていたと伝えている。

 通常時から6キロ減、しかも一夜で2キロを落とさなければいけないストレスはいかばかりだったか。計量後は脱水症状を起こし一時は入院まで強いられた。

 失意のビネシュは失格が分かった後の8日に自身のSNSを通じて引退を発表。「さようならレスリング」と競技生活に別れを告げ、世界に衝撃を与えた。

 リオ五輪から3大会連続で五輪出場を果たすなど祖国の星だったが、最後はやりきれない結果となった。ビネシュはその後、失格処分を不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に銀メダルの授与を求めて提訴した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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