「壁の高さはあまりに残念」スポクラ・森秋彩 ホールドに手届かず 痛恨の0点 「いじめと主張」と英紙も疑問【パリ五輪事件簿】

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 この事態には海外でも疑問の声が出た。

 英紙『Daily Mail』は「日本のクライミングスターであるモリが壁まで届かず、競技開始すらできず。ファンは『いじめ』を受けたと主張」と銘打ったリポートを掲載。「日本クライミング界の若きスターであるモリは、第1課題で15メートルの壁に登るのに苦戦」「必死に走って、幾度となくジャンプしたが、ホールドに手をかけることもできず。最初の演技では残念ながら0点しか取れなかった。ゆえにルートセッターに失望の声は集まった」と指摘した。

 また同紙は国内のXで「これはいじめの典型的な例だ」「モリは才能あるクライマーだが、この設定ではできることは少ない」という意見が相次いだことを紹介し、その上で「壁の高さはあまりに残念でならなかった」と論じた。

 森は競技後、「(ボルダーで)得意なスラーブを登れず、なるべくしてなった成績だと思うので、素直に受け入れようと思います」と前向きに結果を受け止めた。

 今回のパリ五輪ではスポーツクライミングの男子ボルダー&リードで17歳の安楽宙斗が銀メダルを獲得するなど、前回の東京五輪から採用された同競技に大きく注目が集まった。

 メダルには手が届かなかったものの、森の果敢な挑戦にはSNS上でも「感動した」「自分もやってみたくなった」など競技への関心も高まったとされる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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