閉会式でも出た奇抜演出! 2m以上の高さに吊られた“逆さピアノ”に仏紙も驚嘆「我々は空間の概念を失った」【パリ五輪】

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逆さに吊り上げられる中、演奏するスイス人ピアニストのロシュ氏。(C)Getty Images

 17日間の激闘を締めくくるセレモニーでも、観る者の度肝を抜く演出が話題を生んだ。

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 現地時間8月11日、全競技日程が終了したパリ五輪は、スタッド・ド・フランスで閉会式が開催。さまざまな話題を提供し続けた一大イベントがフィナーレを迎えた。

 夏季五輪としては史上初めて競技場外で実施された開会式でも奇抜な演出が目立った今大会だったが、閉会式も同様だった。とりわけSNS上でも反響を及ぼすほど異彩を放ったのが、式の中盤で登場した演奏シーンだ。

 突如として地面からピアノが吊り上げられると、垂直状態のままスタジアムの2階席程度の高さまで浮上。ピアノと一緒に上がり、逆さになったスイス人演奏者のアラン・ロシュ氏はそのまま演奏をスタート。古代ギリシャ音楽の「アポロ賛歌」が弾かれ、スタジアム全体が荘厳なムードとなった。

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