「交渉を人間味のあるものに」物別れ状態の閉塞感を破った金満オーナーの“直談判” 大砲アロンソのメッツ再契約の舞台裏
「私は交渉を人間味のあるものにしたかった。彼に、直接、私の話を聞いてもらいたかったんだ。2人の人間がリアルに会話をする。それが大事だった。その場で私ははっきり言った。『我々は君に戻ってきてほしい』とね」
この“御大”による大胆な交渉が突破口となった。「再契約はない」と考えていたというアロンゾもコーエン氏と球団の行動に感銘を受けて交渉を再開。見事に2年契約を成立させた。
今オフにはフアン・ソトとの15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)の超大型契約を締結したメッツ。矢継ぎ早のメガディール締結は、他でもないコーエンオーナーの影響力が多分にあると言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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