過去にはスター選手も…「野手で登板した男たち」
「幻のイチロー対松井秀喜」は今も野球ファンの間で語り草だ。96年オールスター第2戦、全パが4点リードした9回2死走者なしの場面。松井(巨人)の打席で、仰木監督は右翼を守っていたイチロー(オリックス)をマウンドに送った。全セ野村克也監督(ヤクルト)は、松井の代打に自軍の抑え投手・高津臣吾を起用。高津の遊ゴロという結果だった。
公式戦ではないため、「投手イチロー」プランは仰木監督の遊び心でもあったが、オールスターも真剣勝負の場ととらえていた野村監督は当時激怒して、松井を打席に立たせなかった。その野村氏も阪神監督時代の99年には新庄剛志外野手を「二刀流」としてオープン戦で登板させている。
今回、敗戦処理で野手を登板させた巨人原監督の采配には賛否両論あるが、見どころの少ない大敗ムードの展開でG党ファンを満足させたことは間違いない。エンターテインメントと真剣勝負。どちらもプロ野球を楽しませる要素だけに、さじ加減は難しいが、時代の変化とともに「野手登板」が新スタイルとして受け入れられるかどうか、注目したい。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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