今夏のトレード戦線の行方は? 高木豊氏が予想する「ビシエドの行先」「注目選手の名」
そして、注目選手としては巨人の松原聖弥も挙げた。
育成出身、今季はプロ8年目を迎える。一時はブレイクしかけたが、昨年は1軍ではノーヒットに終わった。満を持して今季はオープン戦において走攻守で結果を残し、開幕1軍を勝ち取るも9試合で13打数2安打と結果を残せず、ファーム落ち。その後、昇格のチャンスはめぐってきていない。
高木氏も松原に関して打てる選手、いやらしさを感じるとしながらもなかなか1軍舞台で結果を残せないことには「本人の中で何かあるんだろうね」とコメント。他球団からも評価が高いとしながら、トレードとなれば獲得を望む球団も出てくるはずとした。
守備も良く、俊足でも知られることでリードオフマン候補としても期待がかかる。
松原に関しては、かつて引退時に背番号を譲った亀井善行氏(現外野守備走塁コーチ)が「アンタは天才だから」という言葉を贈ったことも巨人ファンの間では有名だ。
潜在能力の高さは認められており、阿部慎之助監督も打撃面で助言するなど本格覚醒を願っているが、現在の外野手布陣においては、エリエ・ヘルナンデス、立岡宗一郎、丸佳浩など好調な野手が多く、出場をめぐっては厳しさを増している。
動画内では、他球団の注目選手にも触れている。
勝負の後半戦に入るといよいよペナントレースも佳境を迎えるとあって外国人補強、トレード含め、各球団の7月末までの水面下の動きも注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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