巨人がドラフト1位で狙うべき3人の逸材 「ポスト岡本」か、大学最強右腕か即戦力外野手か 気になるスカウトの“眼”
【明治大・榊原七斗外野手】
25年は3年生ながら大学日本代表のスタメンとして、日米大学野球の5戦全勝に貢献。3年次には春秋で通算7本塁打とパンチ力も十分で、走攻守三拍子揃った左打ちの外野手です。
「巨人の外野陣は丸佳浩や松本剛のFA組、助っ人のキャベッジなど補強で形成してきましたが、榊原は肩も強く、10年以上レギュラーを任せられる逸材です。身長173センチと上背はありませんが、巧みなバットコントロールは高橋由伸氏を思わせます。1位で行く可能性は十分あるでしょう」
【花巻東高・古城大翔内野手】
父・茂幸氏は現役時代、巨人のバイブレーヤーとして活躍。引退後もコーチとして後進の育成に心血を注いできました。一方の大翔は掛け値なしの長距離砲。希少な右打者で木製を使いこなす、センス十分の強打者です。
「巨人は『ポスト岡本』の問題を抱えたまま、26年シーズンを戦います。新助っ人のダルベックが4番候補になりそうですが、近未来の主軸を獲得、育成する必要があります。その点、古城は面白い素材。明治神宮大会でも木製で本塁打を放ち、主将としてのキャプテンシーも素晴らしい。サードとして将来的に石塚裕惺と三遊間を組んだら、巨人らしい、パワフルな打線になることでしょう」
スカウト部の「眼」にも、巨人ファンの期待が集まりそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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