2026年ドラフトで注目される“超逸材”10選 横浜の怪物に、常勝軍団を支える大型右腕…次に話題となるのは誰だ?

タグ: , , , 2025/10/24

鈴木の投じるストレートの鮮やかな軌道は一見の価値がある(C)産経新聞社

無名だった高校時代から全国区の大物投手となった右腕

丹羽涼介(市和歌山/投手)

 関西の高校生で、素材ナンバーワンとの呼び声高い大型右腕だ。今春の選抜では初戦で優勝した横浜に敗れたものの、リリーフで6回1/3を投げて1失点、8奪三振と見事な投球を見せ、一躍その名を挙げた。

 長身でも身体の使い方が上手く、バランスの良いフォームで躍動感も申し分ない。夏は、球速があっても痛打される場面が目立ったが、この秋は変化球のクオリティーも明らかにレベルアップ。投球術の面でも成長が見られる。順調にいけば高校の先輩である小園健太(DeNA)のように高校からの1位指名も十分狙えるだろう。

吉岡貫介(大阪桐蔭/投手)

 関西では丹羽と並ぶ存在と言える本格派右腕。1学年上に森陽樹、中野大虎がいたこともあって今春までは公式戦登板がなかったが、夏の初登板でいきなり筆者のスピードガンで最速153キロを計測。ストレートで打者を圧倒して見せた。

 174cmと投手としては小柄だが、指のかかりの良さは抜群で、打者の手元でホップするような球威がある。秋の新チームからは背番号1を背負い、長いイニングでも球威が落ちないスタミナも魅力だ。右投手で上背がないという身体つきをプロのスカウト陣がどう評価するかは難しいところだが、ボールに関しては高校生でも屈指の存在であるのは間違いないだろう。

鈴木泰成(青山学院大/投手)

 常勝軍団の青山学院大を支える存在となっている大型右腕。長いリーチを柔らかく使える腕の振りは抜群で球持ちが長く、そのストレートの軌道は“糸を引くような”という表現がぴったり当てはまる。

 高校時代に肘を手術した影響もあり、春まではリリーフ登板がメインだったが、数字以上に速く見えるストレートと鋭く落ちるフォークは打者を圧倒し、度々チームを救う投球を見せた。この秋は先発としても結果を残しており、年々隙がなくなっている印象を受ける。順調にいけば同大学から4年連続となる1位指名となる可能性は極めて高いだろう。

佐藤幻瑛(仙台大/投手)

 来秋に4年となる大学生投手では、鈴木と双璧となる本格派右腕。柏木農時代は全国的には無名だったが、仙台大入学直後にいきなり150キロを超えるスピードをマークすると、昨年は大学日本代表にも選出されるなど完全に全国区の存在となった。

 躍動感あふれるフォームと力強い腕の振りから繰り出すストレートは常時150キロ台中盤をマークし、球威で圧倒できるのが大きな魅力だ。長いイニングになると少しリズムが単調になって崩される投球のムラは課題だが、ボール自体の力は圧倒的だけに短いイニングであればプロの一軍でもすぐに通用する可能性は高い。

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