WBC後に危惧される爆弾、大谷とダルが抱える「09年イチローの悪夢」のリスク

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 そしてダルビッシュは、宮崎強化合宿から参加したことで実戦登板の機会が限られ、明らかにオープン戦期間中に積むべきイニング数が不足している。8回にセットアッパーとして投げた米国との決勝戦でもカイル・シュワバーに特大のソロを浴びるなど、本来の姿とはほど遠かった。

 開幕投手の本命であったが、パドレスのボブ・メルビン監督は「難しいだろう」と早々に回避させる考えを示した。ダルビッシュ本人も「少し心配ではある。通常とは違ったスプリングトレーニングで、本来のキャンプの調整ができなかった」と明かしている。

 オープン戦やマイナー戦登板でイニングと球数を重ね、改めてレギュラーシーズン登板へ向けてビルドアップしていくわけだが、果たしていつまでに準備が整うかは不透明となっている。

 大谷は無事、6年目のシーズンを滑り出すことができるのか。そしてダルビッシュはいつメジャーのマウンドに立つのか。2人の「4月の戦い」次第では、せっかく盛り上がったWBCの機運に冷や水を浴びせることになる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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