「オオタニvsトラウト」を“侮辱”した米コメンテーターに共演者が猛反論!ファンも共感「気の毒な人間もいるものだ」

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(C)Getty Images

 野球日本代表「侍ジャパン」は第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝でアメリカに3ー2で競り勝ち、14年ぶりにタイトル奪還を果たした。

 様々なドラマを生んだ本大会だが、決勝でも印象的なドラマが生まれた。日本が1点リードして迎えた9回表の二死無塁の場面で実現した、あるふたりの対峙だった。日本の投手として登板していた大谷翔平と、アメリカを率いる「キャプテン・アメリカ」ことマイク・トラウトという、エンジェルスの同僚対決。一発が出れば同点の場面だったが、大谷は気合の入った投球でトラウトから空振り三振を奪取し、大舞台での勝負を締めくくった。

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 普段は仲間として戦う大谷とトラウトで幕を下ろすという劇的な幕切れは、今大会において非常に印象的なシーンのひとつになった。だが、これに物言いをつけた人物がいる。米スポーツチャンネル『ESPN』の番組『First Take』に出演したコメンテーターのクリス・ルッソ氏は「今日のニュースの見出しを見たかい?」とニヤニヤしながらこう語った。

「壮大な打席!信じられない瞬間!いったい何を言ってるんだ。彼らがチームメイトだから?トラウトは三振しただけだ。しかも彼は試合中に2回も三振してる。試合も退屈でたまらなかったよ!あの場面は2アウト、ランナーなしの場面だったんだ。満塁だったわけでもなく、勝ち越しを狙ったわけでもなく、ファウルをしたわけでもない!彼は厳しい球をファウルにすることで打席を生かしたわけでもなく、スイングして失敗した!なんだか、メディアはこの打席を史上最高の打席にしようとしているようだ。だが、まだ(MLBシーズン前の)3月21日なんだから、もっと気楽にいくべきじゃないか?」

 日本やアメリカチームの熱戦を揶揄し、MLBシーズンが始まる前に行われたWBCの意義を否定するようなルッソ氏のコメント。これに対し、真正面から嚙みついた人物がいる。同じ番組に出演していたコメンテーターのステファン・A・スミス氏だ。同氏は2021年、大谷に対して「英語の話せない選手は、野球の顔とは言えない」という旨の発言をし、その後、謝罪した経緯をもつ。

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