あなたは大丈夫?プロ野球の”野次”に阪神OBが私見「プレーに対して言えばいい」と誹謗中傷にも言及
SNSで様々な情報を発信できる今だからこそ野次については再考したいところだ(写真はイメージ)(C)Getty Images
プロ野球観戦において野次は一種の文化であり、この行為に疑問を持つ人は少ない。しかし、選手も人間であり、野次に心を痛めるケースは多く、考え直さなければいけないものでもある。
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現役時代に巨人で活躍した岡崎郁のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア』に、現役時代に気迫あふれるヘッドスライディングでファンを魅了した元阪神の亀山努氏が出演し、野次のマナーについて語った。亀山氏は「全く気にしないような素振りをみんなしてますが、全く気にしないやつなんて1人もいない」と現役時代を振り返る。態度には見せないまでも、精神的な苦痛を感じている選手は多かったという。そのため、「本当にダメージのある言葉(もある)。言葉をもう少し選びながら楽しんでいただけると良い」と野次ることは問題ないが、言葉選びに対する配慮をお願いする。
また、自身のSNSに「あなたの家族全員が自動車事故で死ぬだろう」「恥知らずの黒い動物」など、許しがたいメッセージを送られたことを公表したDeNAのエドウィン・エスコバーの話題になり、「家族に対してとか、ああいうのはよろしくない」「エスコバーのプレーに対して言えばいいんですよ。やっぱり家族とか、グラウンド外のところまで及ぶとね」とコメント。本人の周囲の人を巻き込むような発言、差別的な発言はナンセンスと話す。