今オフ クローズアップされる「選手たちの食事情」とは
背景にはコロナ禍ならではの事情も見え隠れする。
「ここ2年は遠征に出ても外出禁止。ストレスが溜まっているところに、日々の数少ない楽しみとしては食事となる。最近は栄養バランスのことを考えている選手も増えているとあって、見た目にも楽しく、栄養バランスも良い食事が求められている」(球界関係者)。
『変わり種』としてはこんな声も。ソフトバンクの杉山一樹投手は契約更改交渉の場で球団に、ドーム内飲食店での「ササミメニュー」の販売を要望した。日頃から筋力トレーニングに力を注ぐパワー右腕は「ドームの飲食店にササミを出してほしい、と。健康食品ですし、食べたいので出してください、とお願いしました」と話す。
異例の要求にはファンを思う気持ちがあった。「ドームの飲食には脂肪になりそうなものが多いと思う。ファンの方にも、人として健康になってもらいたいので」とキッパリ。当初は選手向けに要望されたものと勘違いしていた球団側もこの「ヘルシー要求」を快諾。体が資本のアスリートならではの要望が今後も違った意味で注目を集めそうだ。
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