好スタートを切ったオリックス・中嶋監督代行の選手への「約束ごと」とは
ポジティブな対話で、早くもチームを変え始めている新指揮官。現役時代は捕手として阪急(現オリックス)、西武、横浜(現DeNA)、日本ハムでプレーした。「1軍実働29年」は工藤公康、山本昌と並ぶプロ野球タイ記録。高いコミュニケーション能力で長く現役生活を続けた。引退後は日本ハムでコーチを務め、パドレスで2年間コーチ留学するなど指導経験を積み、19年からオリックス2軍監督に就任した。
就任会見では 「1軍はまだまだ自分本来の力を出し切ってない選手が多いという印象でした。期待する選手は全員。2軍にもまだまだ選手がいますし、それを全部自分では分かっているつもり。本当に良い選手を使っていきたい。僕には期待しない方がいいと思います。たいしたことないんで」と笑いを誘った。
オリックスはイチローを擁した96年優勝を最後に、12球団でもっとも優勝から遠ざかっている。とくに2000年代は低迷し、08年と14年の2位以外すべてBクラス(最下位8度)。シーズン途中の監督交代は今回で5度目という現実が、暗黒時代を象徴している。どん底のチームが、監督人事でどこまで変わるか、注目したい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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