453億円男の電撃退団で待望論! “トレード放出候補”から一転して吉田正尚にレ軍で高まる“需要”「すべてが変わった」
昨年10月に右肩を手術した吉田は、今季は早々と負傷者リスト入り。打撃練習こそ春季キャンプから100%の状態でこなせていたが、肩への負担から守備機会は与えられず。ここまで出場機会ゼロと不遇をかこっていた。
そうした中で「打撃専任」となるDHがポッカリと開いたのだ。吉田にとってはこれ以上にないチャンスと言えよう。レッドソックスの地元ニュースサイト『MASS Live』は「明らかに、ここ1週間で状況は変わった」と自軍を分析しながら日本人スラッガーに期待を寄せるアレックス・コーラ監督のコメントを伝えている。
「マサが健康であれば、良い打者だということは誰もが知っている。近いうちにリハビリとして(試合に)出る可能性もあるよ。正確な日付はまだ分からない。でも、彼は最高の状態だ。スローイングに関しても、皆が乗り越えたと感じている。もう峠は越えた」
主砲離脱に頭を悩ませているであろう指揮官の言葉を鵜吞みにすれば、吉田の復帰は間近だと言っていい。「必要ならプロセスを早めるよ」とも語ったコーラ監督の訴えを伝えた『MASS Live』も「レッドソックスはヨシダが外野で貢献することで、さらなる柔軟性を得たいと考えていた。しかし、デバース移籍という突然の出来事ですべてが変わった」と断言。DHとして起用するためにリハビリ計画が再考される可能性を示唆している。
一時はトレードによる放出論も叫ばれた吉田。そんな32歳のスラッガーに出場機会は舞い込むか。いずれにしても今夏の動静は、22年12月に締結した5年総額9000万ドル(約110億円)の価値を占うものとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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