巨人守護神マルティネスが告白 育成登録から24億円の大型契約を掴んだ秘訣「日本人の規律を学んだ。それがNPBで成功できた鍵」
無論、日本とキューバは文化が全く異なり、求められる野球の質も違う。多くの同胞たちがそうであったように適応するのは容易ではない。それでも「日本のすべてが好きなんだ。食べ物、他者への敬意、街やスタジアムの雰囲気とか、この国にかなり適応できた。それは大きい」と語るマルティネスは、活躍の理由を自分なりに分析している。
「ひとつの鍵は練習だ。グラウンドでの練習、そして投球時の集中力を高めることに多くの時間を費やしているんだけど、見事に報われたと思っている。あと、ここに来て学んだ最も重要なことは、日本人の規律だ。それがNPBで成功できている最大の鍵だと思う。とにかく一生懸命に、そして着実に努力することへの集中力を身に着けることは、日本だけでなく、キューバでも私を大いに助けてくれている。その姿勢こそが、より良い野球選手、そしてより良い人間へと導いてくれる」
心身ともに充実を図れているからこそのハイパフォーマンス。マルティネスがNPBで栄光のキャリアを築いた要因は、単なる技術力の向上だけではないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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