中日の抑え、R・マルティネスは「残竜」なるか 契約切れの今オフに大争奪戦も?

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■残留が基本線だろうが…

 7月19日付『中日スポーツ』の報道によると、7月には残留交渉をスタートしているという。前述の通り、本人もドラゴンズに愛着を持っていると言われ、まずは残留が基本線になるのが自然だ。

 それでも、他球団は指をくわえて見ているわけにはいかないだろう。

 例えばソフトバンクは大型契約中のロベルト・オスナを擁するが、資金力の強さを武器に参戦するか。今季はオスナが不調で、リバン・モイネロが先発に回ったことも、獲得に乗り出すには十分な理由と言える。

 他にも日本ハムは「エスコンマネー」と同胞アリエル・マルティネスの存在が際立ち、阪神も絶対的守護神の不在を理由に獲得に乗り出すかもしれない。巨人やDeNAは現状確固たる抑え投手がいるものの、さらなる救援陣強化のために参戦してもおかしくはない。

 いずれにせよ憶測の域は脱しないが、一つだけ言えるのは、ライデルは大争奪戦に値するスーパークローザーであること。いずれその一挙手一投足から目が離せない季節がやってくる。





[文:尾張はじめ]

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