WSを左右する「大谷翔平の抑え方」 MLB303勝&4875奪三振の大投手ジョンソンが語った“計画”とは?「まずは内角に投げる――」
「スイングの軌道に影響を与える攻め方がしたい。だから、まずはボールでもストライクでもいいから内角に投げる。それで『内角にもいくぞ』と知らせて、彼をホームベースから遠ざける。それから高めの球を投げる。低く内角に投げるのではなく、高めに投げるんだ。でも、彼は目が慣れれば高めのボール球でも打てると分かっている。だから、その後は外角の低めに投げる」
現役時代には160キロに迫る剛速球と大きく曲がるスライダーのコンビネーションを軸に、打者をねじ伏せてきた。そんな“力技”が自慢だったジョンソン氏にあの手この手を考えさせる。これも大谷の凄みと言えよう。
果たして、今シリーズでヤンキース投手陣がいかに攻めるか。ジョンソン氏の配球プランを参考にするのも一興かもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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