WSを左右する「大谷翔平の抑え方」 MLB303勝&4875奪三振の大投手ジョンソンが語った“計画”とは?「まずは内角に投げる――」
300を超える勝利数を挙げたジョンソン(左)は、大谷(右)をどう抑えるか。(C)Getty Images
いよいよ頂上決戦が始まった。
現地時間10月25日、ドジャースは本拠地にヤンキースを迎え、ワールドシリーズ第1戦を行った。注目の大谷翔平は「1番・DH」で先発出場し、相手先発ゲリット・コールと対峙した第1打席は初球を打ち、アーロン・ジャッジの守る中堅へのフライとなった。
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フルシーズンでのワールドシリーズ制覇となれば、36年ぶりとなるドジャースにあって、大谷の出来はチームの浮沈を左右すると言っていい。逆にヤンキースからすると、彼をいかに抑えるかが15年ぶりの世界一のカギを握る。
東西の名門による大一番の行方に影響をもたらす大谷。彼をいかに抑えるかは往年の大投手からも興味深い意見が寄せられている。米ポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』に出演したランディ・ジョンソン氏だ。
90年代から00年代初頭に異彩を放ったレジェンドだ。ダイヤモンドバックスやヤンキースなどで築いたMLBキャリアで挙げた勝利数は実に303。奪三振数は4875を数え、「史上最高の左腕」の呼び声もある。
そんな球史に残る大投手にとっても、大谷は「対戦したい」と闘争心を駆り立てられる相手だ。番組内で「オオタニをどう抑えますか?」と意見を求められたジョンソン氏は「簡単じゃないよ」と語った上で、こう論じた。