「正気の沙汰じゃない」元助っ人メッセンジャーが語る“阪神” 米メディアに告白した10年の想い「マジかよって思った」

タグ: , , , 2023/11/10

 近年の日本で食文化の代表格とも言えるラーメンを愛し、人懐っこい性格もあってファンから「ランディ」の愛称で親しまれた名助っ人は「最初にカーネルサンダースの像を川に投げ込んだ話を聞いたときは『マジかよ』って思った」と入団当初の思い出を回想。そのうえで、阪神ファンのチームに対する情熱的な愛を「今は誇らしく思えるようになった」と語った。

「僕は彼らの文化に入った外国人だったけど、あの時は呪いの話とかを馬鹿げているって思ったんだ。でも彼らは本当に野球を愛しているんだよ。どんなにチームがひどかろうと、状況に関係なく応援に駆けつけてくれるんだ。だから僕は本当に彼らのことを最高だと思っている」

 引退を決断した2019年には、外国人選手としては異例となるセレモニーが実施された。当時、涙ながらに「日本での10年間は本当に素晴らしく、一生忘れることはありません。タイガース、イチバンデス!」と語っていたメッセンジャー氏は「妻と子どもたちがフィールドにいて、あの経験できたことは、僕にとってかなり特別だった」と強調。そして、阪神でのキャリアをしみじみと振り返った。

「あの黒土の内野ね。ほとんど埃っぽい砂で、ひどいグラウンドだった(笑)。でも、あそこには伝統があって、それが阪神を作り上げているんだ。そして、スタジアム全体が僕の名前を合唱するのを聞くのは最高だった。あの時間は僕にとって最高だった。何よりも最高のファンがいたからね」

 阪神がついに成就させた日本一の悲願。彼らの成功は奮闘した助っ人にとっても、これ以上にない喜びとなっているようだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】FA戦線も眼中になし 日本一阪神が来季も安泰とされる「ロマン砲3人衆」の存在とは

【関連記事】阿部巨人またも電撃トレード!異例の日本S終了後3日で2件のトレード発表の裏にある「本気度」「補強ポイント」とは

【関連記事】ソフトバンクの大量戦力外は“宝の山”か 球界OBが「相当な逸材」「センス抜群」と評価する選手の名前

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム