防御率は驚異の1点台 韓国に舞い戻った元阪神助っ人の躍動に地元メディアで皮肉の声「日本との差は埋められない」
阪神時代とは別人のように活躍を遂げているアルカンタラには、韓国メディアもスポットライトを当てている。ポータルスポーツサイト『Xports News』は「環境の差が影響したんだ。日本では韓国と明らかに異なる文化に触れ、少なからず複雑な心境にあった」という本人のコメントを紹介したうえで「期待以下の内容に終始した日本時代とは全く異なる姿をアルカンタラは見せている」と絶賛した。
一方で母国球界の低レベル化を嘆く声もある。スポーツメディア『OSEN』は、アルカンタラが22年に防御率4.70だった点を強調し、「認めたくなくても、認めなければいけない。日本で成功を収められずに3年ぶりにKBOリーグに復帰したアルカンタラがリーグを支配している事実は、韓国と日本のリーグレベルの差を明らかにした」と指摘している。
「彼は日本においては中継ぎでも全く通用しなかった選手だが、韓国では全く違う姿を見せている。これは日韓各チームの特性や環境、文化の違いなど様々な要因もあるだろうが、リーグレベルの違いを無視することはできない成績だ」
「日韓球界の実力差は、短期間で簡単に縮めることが難しいレベルであることを確認できた。日本から帰ってきたアルカンタラの活躍で、忘れたくても忘れられない、目を背けられない現実と向き合うことになった」
日本から舞い戻った助っ人の活躍は韓国において、少々複雑に見られているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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