角田裕毅、来季はアストンマーティンのリザーブも視野に入るか レッドブル残留は今季より苦しい可能性も

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 すでにマシンのポテンシャルはホンダのパワーユニットを搭載していても、マクラーレンに劣るとみられており、新レギュレーションになる来季についてもレッドブルが新たに自社開発しているパワーユニットも性能は未知数。レッドブル陣営が一気にトップクラスのチームから中堅以下のチームに転落する可能性すら指摘されている。

 レッドブルに残ることができれば、F1ドライバーの肩書きは維持されるかもしれないが、今季よりも苦しいレースを強いられることも十分あり得る。しかも、ホンダとのパートナーシップも今季で解消されるため、ホンダの育成ドライバー出身の角田はホンダと決別するか否かの決断を迫られることにもなる。

 ホンダの新パートナーとなるアストンマーティンは来季は今季と同じフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールの2人で臨むといわれ、角田が同チームに移籍しても裏方としてサポートするしかない。ただ、2027年以降にどちらかのドライバーがF1から引退するようなことになれば、真っ先に後任ドライバーとして声がかかるのは角田であろう。

 過去には小林可夢偉のように育成ドライバー時代からサポートを受けていたトヨタの枠組みから離れ、F1のザウバーやケータハムに移って、再びトヨタに戻って世界耐久選手権やスーパーフォーミュラなどに参戦した例もある。角田にとっても大事な局面にあり、悩ましいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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