レッドブルは後半戦でも多くの問題に直面 チーム内部事情にカナダメディアが言及「重要な人物が離脱」 ペレス残留で「望みが危うくなった」
他にもレッドブルチームに対し、「直面した問題はこれだけではない。今シーズンの前半で最も驚くべき出来事の一つは、重要な人物の離脱が決定したことだ」として、アドリアン・ニューウェイ、ジョナサン・ウィートリーという首脳陣の流出を挙げた。「どちらも、10年以上にわたりチームの支配力を支えてきた重要な人物だ。すでにいくつかの問題が発生している中で、レッドブルがオランダGPやその先で危機に瀕する可能性があるのだろうか?」などと論じている。
ちなみに、トピック内ではその他のチームも評している中で、中段グループで好パフォーマンスをみせているRBの角田裕毅へのポジティブな言葉もみられる。同メディアは、「F1ファンにこれまで印象に残ったドライバーについて尋ねた場合、ユウキ・ツノダがリストに載る可能性は高いだろう。そう思わない人がいるのなら、彼のことを注意深くみていないのかもしれない」と綴っている他、「レッドブルのセカンドシートを狙う彼は後半戦の注目株だ」と評価している。
残り10戦、現代のF1シーンをリードするレッドブルを中心として、まだまだ多くの話題が提供されていくことも間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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