首位陥落、巨人ローテ再編の"裏の意図"を球界OBが考察「勝ちゲーム、1点差をどう逃げ切るかというと…」
一方で現在の投手陣でテコ入れしたい箇所についても言及。
「中に入れているピッチャーがあまり良くないんだよ」と、救援投手陣のパフォーマンスが落ちていることが気がかりとした。
すでに救援左腕のアルベルト・バルドナードは抹消し、かわってカイル・ケラーが昇格したが「ケラー使っても良くない」とした上で変則左腕の高梨雄平の状態も上がってきていないと指摘。
すでに今季は絶対守護神のライデル・マルティネスが9回、8回には昨季までストッパーを務めていた大勢が控える中、「勝ちゲーム、1点差をどう逃げ切るかというと赤星とかコントロールいいし、1イニング限定で投げさすということもある」と先発もできる赤星を中継ぎに回すほうがチームが好循環で回っていくとした。
またすでに先発で1勝をあげ、注目左腕の石川達也に関しても「石川もタイミング的に変化を与えられる」として、チェンジアップ、カットボールなど多彩な変化球を操るだけに「中継ぎで大成していくかな」とコメント。本来の持ち場だった、ブルペンの一員として力を発揮していくのではないかと予想した。
開幕前からマルティネスが加わったことで、他チーム垂涎の救援陣とされてきたが、ここにきてほころびが目立つことで、テコ入れが必要とした。
動画内では先の中日戦で復活勝利をあげたベテランの田中将大の今後の起用法に関しても高木氏が見解を示している。
仕切り直しの巨人は8日からDeNAと敵地で2連戦を戦う。阿部監督の勝利を目指す投手起用も引き続き、注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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