緊急トレード、トクしたのは巨人とソフトバンクどっち? リチャード覚醒で再評価される「編成の眼」
10月1日までの3人の成績は下記の通りです。
リチャード 77試合 打率.211、11本塁打、39打点
秋広優人 22試合 打率.208 1本塁打、4打点
大江竜聖 16試合 0勝1敗1ホールド 防御率1.53
大江も常勝軍団のブルペンの一角で、しっかりと仕事をしてきたことが分かります。前述のデスクは言います。
「空振り三振が多いなどの批判はありながらも、リチャードをスタメンで使い続けた阿部監督の手腕は評価されてしかるべきでしょう。そして巨人の編成担当者は、以前から『リチャードはモノになる』と水面下で獲得を目指していたと聞きます。プロスカウトの『眼力』と、『絶対にコイツをモノにするんだ』という現場の熱意が融合しての、2ケタ本塁打ではないでしょうか」
さらに、こう続けるのです。
「3人は今季途中から、慣れない環境でのプレーを余儀なくされましたが、来季は地に足をつけてキャンプイン、オープン戦、ペナントレース開幕と準備することができます。そこで、どんな成績を残せるのか。秋広も大江もここからが正念場です。リチャードもさらに研究される中、そこをいかに上回れるか。このトレードの優劣をつけるのは、時期尚早かもしれません」
まずはポストシーズン。3人の活躍に期待です。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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