今季注目された巨人とソフトバンクの大型トレードの“答え合わせ” 実りが大きかったのはどっち? リチャードはキャリアハイの11本塁打をマーク
一方の秋広も交流戦で光を放った。本拠地で行われたDeNA3連戦では3日連続でお立ち台に上がるなど、選手層の厚いチームにおいて、活躍が期待された。
リチャードはその後、サイン見落としなどで二軍落ちもありながら、再昇格後は2本のグランドスラムを放つなど持ち味の長打力を発揮。
5月に巨人に移籍後、77試合に出場、打率.211、本塁打はキャリアハイの11本塁打をマークした。来季に向けては主砲の岡本和真を欠く中の4番候補、打撃においてもよりコンタクト率を高めることが求められそうだ。
一方の秋広も5月に移籍後は22試合に出場、打率.208、1本塁打、4打点。チームがし烈な終盤の争い、またポストシーズンを経て日本一へと駆け上がっていく中では存在感を示すことができなかった。こちらもオフに入って、チームの主砲、山川穂高の元で合同トレの様子が伝えられるなど、さらなる飛躍が期待されている。
ともにロマン砲どうし、多くのファンが応援しているとあって、電撃トレードを“正解”にするためにも来季以降も一層の奮起が求められそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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