巨人24歳新リードオフマンは「絶対チームに必要」チャンスに打てず奮起 やり返しの姿勢が話題「まさに不屈の男」
増田陸は新リードオフマンとしてチームをけん引している(C)産経新聞社
巨人は5月28日の広島戦(金沢)に4-1と勝利。先発の山崎伊織が7回途中1失点と力投、投打がかみ合い、2位に浮上した。
山崎は立ち上がりに広島打線につかまる。初回二死一、二塁から坂倉将吾に適時打を許し、失点。しかしすぐさま味方が逆転を果たすと、その後は粘り強く投げ、追加点を許さない。結果として7回途中6安打1失点の好投でリーグ最多タイとなる6勝目をマークした。
またこの試合で大きかったのは打線の奮起にもある。
「1番・一塁」で先発した増田陸は初回、相手先発、大瀬良大地に追い込まれてからの4球目、浮いたフォークをしっかり捉えて左越えの同点3号アーチを放つ。自身初の先頭打者弾をマークするとベンチで雄たけびと渾身のガッツポーズを繰り出した。
悔しい思いがあった。北陸シリーズ初戦の27日のゲームは1点ビハインドの9回二死一、三塁の場面で打席が回るも、空振り三振と最後の打者となった。敗戦の責任を一身に背負い、沈痛な表情でベンチでうなだれる姿も中継カメラにはとらえられていた。
さらに増田陸はこの試合、7回にも左中間を破る適時二塁打で追加点。この日は3打数2安打、1本塁打含む2打点としっかりチームの支えになった。
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