無理をする理由はない――ド軍27歳右腕が下した“決断”「投げられる球種は7つになった」新球種の習得を明かす
ライアンが復帰への道のりや来季への思いを語った(C)Getty Images
ドジャースのリバー・ライアンが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者のインタビューに応じ、トミー・ジョン手術からの復帰への道のりや、来季への思いを語っている。
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27歳の右腕は昨季メジャーデビューを果たし、4試合で1勝0敗、防御率1.33の成績を挙げたが、その年の8月にトミー・ジョン手術を受けた影響で今季は全休となった。
同メディアは「ポストシーズンに向けて数週間、数か月とドジャースのブルペン陣がケガや不安定な投球に苦しむ中、多くのファンは、窮地に立たされた投手陣を救うべく、この27歳の右腕が予定を早めてメジャーに復帰することを熱望していた」と伝えた。
だが、ライアンは「私の代理人と球団が最終的に出した結論は、『普通にオフを過ごそう。無理をする理由はない。2026年に向けて万全の準備を整えてくれ』というものだった。そして、私はその方針に従うことに決めたんだ」と述べ、来季へ向けての準備に専念することを決めたという。
同メディアは「丸1年におよぶオフシーズンとリハビリのプロセスは、投球フォーム(メカニクス)を微調整し、猛烈なトレーニングで188センチの体格に厚みを加え、最終的に身体を万全な状態に仕上げるための貴重な時間となった」と記している。
ライアン自身は「肩の強化にじっくり取り組むことができた。それが2024年の課題だったのだと思う。ライブBP(実戦形式の打撃練習)では、常に158〜161キロを計測していたし、登板後の身体の回復も素晴らしい状態だった。直球は本当に良い仕上がりで、とても満足している」と、手応えを得ている。





