韓国復帰で32HR&112打点…阪神で“ダメ助っ人”と言われたロハスJr.が再覚醒できたワケ「日本の投手の方がレベルは上」
日本で「ダメ助っ人」のレッテルを貼られた当時の面影もなく、まさに水を得た魚のように打ちまくった。本人も韓国球界との相性の良さを自覚する。
KTウィズへの復帰間もない春先に応じた日刊紙『朝鮮日報』のインタビューで阪神時代を「日本は韓国より球速が速い投手が多いんだ。制球力の良い投手ももっと多かった」と振り返ったロハスJr.は、続けざまに自己分析を続けている。
「韓国の投手たちのレベルが以前よりも上がっていることは確かだ。それでも日本と比較すると、向こう(日本)の投手たちの球速の方が少し速く、落ちるボールに対するコントロールも良い。日本の投手たちの方が、変化球はより低く、正確に来る。全体的に大きな差はないと思うけど、細かい違いがある」
好投手たちを前に、にっちもさっちもいかなかった。そんな日本での苦い経験があるからこそ、ロハスJr.は韓国でふたたび猛打を振るっているのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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