いきなり先頭打者に被弾…佐々木朗希は「まだ完成品じゃない」 ロバーツ監督が冷静に分析「メジャーの打者に慣れさせ、あとは自然に任せる」

ロバーツ監督は佐々木を長い目で見ていくようだ(C)Getty Images
まずまずの投球だ。
現地時間2月25日、今オフにロッテからポスティングシステムでドジャースへ移籍した佐々木朗希は、アリゾナ州グレンデールでキャンプ2度目の「ライブBP」(実戦形式の練習)に登板。ホワイトソックスのカイル・ティールに先頭打者本塁打を浴びるが、その後しっかりと立て直し、3回途中38球で2安打1失点という内容だった。
【動画】佐々木朗希が「ライブBP」登板 先頭打者にいきなり本塁打浴びる
大谷翔平や山本由伸、デーブ・ロバーツ監督、アンドリュー・フリードマン編成本部長など、多くの球団関係者が見守る中、要所でらしさも見せた佐々木。この結果を受け、指揮官は試合後、「確実に成長している。我々が予想していた通りだ」と高く評価。ドジャース専門サイト『Dodger Blue』が囲み取材の映像を公開している。
さらに、「彼の言葉を借りれば、まだ完成品じゃない。我々も同じ気持ちだ」と続けたロバーツ監督。「さまざまな投球の組み合わせがメジャーの打者にどう機能するかを見れば、彼の自信も増していくだろう」「メジャーの野球に慣れてきている。繰り返しになってしまうが、良い状態だ」と話しており、その信頼は厚いようだ。
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