「最悪クラス」と評される佐々木朗希の“生命線” 怪物の“象徴”だった剛速球の力負けを裏付ける「.714」の意味

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スネルが復活すれば、ますます立場は怪しく……

 無論、現地での評価も辛い。「ドジャースが豪華な戦力を有しているということが、ササキがメジャーロースターに残れている唯一の理由だ」と論じる米版『Yahoo! Sports』のジェイク・ミンツ記者は、勝負になっていない怪物の4シームをシビアに評している。

「ササキの4シームは、球速こそ回復し、明るい兆しを見せている。しかし、長打率.714という高い数字を記録されているのも事実だ。高度な分析指標によれば、彼の真っすぐは、球界全体でも最悪クラスの速球の一つと評価されている。打者にとってみれば、打者に打ちごろの好都合なゾーンに来るか、ゾーンから明らかに外れてしまうかのどちらかなのだ」

 まもなくドジャースの先発ローテにはメスが入る。というのも、左肩痛によって開幕前から出遅れていたブレイク・スネルが遅くとも5月末までに復帰予定となっているためだ。

 すでにライブBP(実戦形式の打撃練習)も消化している33歳の大物左腕が戦線に復帰すれば、投手編成の見直しは必至。エメット・シーハンとジャスティン・ロブレスキが好調を維持する現状を考えれば、佐々木が競争から外れる可能性は小さくない。

 残る“猶予”は決して長くない。スネルの復帰までに、佐々木は球質を含めた投球改善を図れなければ、昨夏と同じようにマイナーで研鑽を積む日々がやってくるかもしれない。

 自ら「技術不足」を論じる怪物の未来はどうなるか。その行く末は興味深くもある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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