佐々木朗希の繰り返す“自滅”は必然 MLB関係者たちが漏らしていた「即戦力にあらず」の怪物が抱えた懸念点

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「今の選手たちは自分をどうしたら良くなるかということだけを気にしている」

 無論、ドジャース首脳陣も佐々木が発展の途上にいる選手であることは織り込み済みだろう。それは「全て予想通りだ。彼自身が、まだ完成形ではないと言っている。我々もそう感じている」と明言するデーブ・ロバーツ監督にしても、「彼の疑問に答えるために対話を重ねていくことが重要になる」と語っていたブランドン・ゴームズGMにしても、おそらく同調している。

 だからこそ、結果が出なくても前向きにトライできるかは重要になる。そういう意味でも、本人のメンタリティが肝となるわけだが、その点について米球界関係者内の評価は高い。

 前出の『ESPN』記事に登場する匿名の球団幹部は「今の選手たちは自分をどうしたら良くなるかということだけを気にしている。時には一歩下がって、観察することも大事だ」と指摘した上で、佐々木の胆力を次のように評している。

「彼は多くのことに適応する必要がある。彼がこれまでのキャリアで何を成し遂げたのかを完全には知らない人たちと過ごすこと、そして彼とチームメイトの間に文化的なギャップがあること。それは何よりも大変なことだと思う。ただ、ササキは自分に対して強い責任感がある。それは悪くないことだ」

 スタートは、お世辞にも「最高」とは言い難い。むしろ、最悪だと言ってもいい。この散々たる結果を成長過程で必要な出来事だったと言えるようになるか否か。いずれにしても、稀代の大投手となるポテンシャルを秘める佐々木の一挙手一投足が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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