メジャー復帰の“現実路線”は中継ぎ起用? 160キロが甦った佐々木朗希に囁かれるド軍での可能性「議論の余地がある」

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「ササキは復活に向けて明るい兆しを見せた。そして、何よりも重要なのは、彼の投げる真っすぐの球速が上がっていたことだ。平均球速は98.5マイル(約158.5キロ)を記録し、100マイル(約160.9キロ)は6度も投げた。完全復活を印象付けた日本の天才投手はメジャー復帰も間近に見える。しかし、現在のドジャースにおける先発ローテーションの過密状態を考慮すれば、ロースター復帰の最も現実的な道は、ブルペンとなる可能性が高い」

 確かにドジャースの現在の先発ローテーションは充実している。開幕からその座を守り続けている山本由伸を筆頭に、タイラー・グラスノー、ブレイク・スネル、クレイトン・カーショウ、そして大谷翔平。そこに復帰間もない佐々木が入る隙はなかなか考えにくい。

 となれば、指摘された中継ぎへの配置転換がやはり現実的な路線なのか。デーブ・ロバーツ監督は、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』において「実際に見てみないと分からない」とした上で、自身の考えの一端を口にしている。

「間違いなく近いうちに昇格の候補とはなるだろう。ただ、ロウキにとって何がベストなのか、そして我々にとって何がベストなのかを考えなければいけない。ここで先発として投げるために準備をするか、それとも別の何かをするか。どちらの選択肢も議論の余地がある」

 中継ぎでの起用も示唆したロバーツ監督だが、果たして佐々木をいかなる形でメジャーの舞台に呼ぶのか。いずれにしても、彼が復調の兆しを見せたことは、ワールドシリーズ連覇を目論む“銀河系軍団”にとってもポジティブな要素と言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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