100マイル連発の佐々木朗希に求められる“次の進化” 米解説が論じた怪物の課題「見たいのはボールを置きに行く姿じゃない」

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自信にあふれる姿をマウンドで見せつけた佐々木(C)Getty Images

 才能の片鱗を見せた“怪物”に期待が高まっている。現地時間9月9日に3Aで行われたジャイアンツ傘下サクラメント戦に登板した佐々木朗希(ドジャース)のそれだ。

【動画】佐々木朗希がメジャー復帰へ!5度目のリハビリ登板で三振を奪うシーン

 交代時にベンチで笑顔を見せた本人の表情が自信を伺わせた。実際、投球内容も8月14日の実戦復帰以降の4登板で“最高”と言えるものだった。4回2/3(90球)を投げて5四死球と制球に一抹の不安こそ残したが、35スイング中16度の空振りを記録。計8奪三振を奪ってみせた。

 さらに球威の支配的だったロッテ時代を彷彿とさせた。最速100.6マイル(約162キロ)を計測した4シームの平均球速は、98.5マイル(約158.5キロ)に到達。過去4登板より4.2マイル(約6.7キロ)も向上した。

 ようやく圧倒的な投球を見せ始めた佐々木には、球界のレジェンドからも小さくない期待が寄せられる。ドジャースの地元スポーツ専門局『Sports Net LA』で解説を務めるドントレル・ウィリス氏は「我々は『ロウキをメジャーリーグに戻すべき』という可能性を真剣に議論しなきゃいけない」と指摘。マウンド上で躍動した怪物のパフォーマンスを高く評価した。

「当然だが、彼のような投手の場合、球速が落ちれば、自信は持てなくなる。そうなると自分のボールや能力ですら信じられなくなる。だが、今回はマウンドで存在感と自信が見えた。100マイルを出せれば、(メジャーでも)十分に通用するし、スプリットを含めた2球種でシンプルに勝負ができるようになる。これこそ生きた球を投げるってことだよ」

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