「他の選択肢よりはマシだ」覚醒した佐々木朗希の“守護神化”に集まる賛辞と不安「ドジャースがいかにひどいかを物語っている」
米版『Yahoo! Sports』のジャック・ベアー記者は、レギュラーシーズン終盤に崩壊気味だったドジャース救援陣の状態を伝えた上で「ササキはブルペンエース候補となるまでに長い道のりを歩んできた」と指摘。右肩のインピンジメントも原因となった不振をふまえて「球速が低下し続け、先発投手としてはほぼ使い物にならない状態にまでなった」と振り返っている。
そして、100マイル(約160.9キロ)を超える4シームとスプリットの2球種で相手打線を翻弄している佐々木の現況を「平凡な先発から、たちまち魅力的な選択肢になった」と伝えたベアー氏は、こうも論じている。
「無論、ササキは計3回の救援登板(いずれも過去8日間)しか経験がない選手だ。彼に重役を任せている事実は、ドジャースのブルペン陣がいかにひどいかを物語っている。合計1億1100万ドルを投じた投手たちは、9月に崩壊した。だからこそ、ササキへの信頼はより厚くなる。ポストシーズンを勝ち抜いていく中で、間違いなく何度か苦しい局面を迎えることにはなる。ただ、現時点で、ササキは他の選択肢よりはマシだ」
デーブ・ロバーツ監督も「我々はロウキを信頼しているし、ここから重要な局面でも投げるだろう」と太鼓判を押す佐々木。苦難を乗り越えつつある怪物は、ドジャースのワールドシリーズ連覇のキーマンとなるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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