「ブルペンの救世主になりましたね」佐々木朗希、ポストシーズン初登板で9回三者凡退、最速163キロマークの圧巻投球をNHK解説も絶賛「もっと出力が上がってくる可能性もあります」
佐々木は最速163キロと圧巻のピッチングを見せた(C)Getty Images
佐々木朗希がリリーフとして存在感を見せている。
ドジャースは現地10月1日に行われたレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に8-4と勝利。
【動画】佐々木朗希は9回から登板し、最速163キロ、二者連続三振と圧巻ピッチングを見せた
先発した山本由伸が7回途中2失点の好投を見せれば、最終回を締めたのが佐々木だった。
8-4で迎えた9回に登板。地鳴りのような大歓声の中、マウンドへ上がると先頭のスペンサー・スティアへの初球でいきなり162キロを計測。その後、スティアをキレのあるスプリットで空振り三振に打ち取ると、球場内も異様な盛り上がりとなっていく。
「ロウキ」コールが沸き起こる中、続くギャビン・ラックスにも160キロ超えを連発、最後は再びスプリットで見逃し三振。4番のオースティン・ヘイズにはさらに最速を更新する101・4マイル(約163・2キロ)をマーク。最後は遊直に打ち取り、ゲームセット。PS初登板となったが圧巻の11球、その内6球の直球がいずれも100マイル超え(161キロ)と剛腕が戻ってきた。
先発の山本、大谷翔平も好投の佐々木を笑顔で迎えた。
この佐々木の好投にはNHKで中継解説を務めた小早川毅彦氏も「ブルペンの救世主になりましたね!」と興奮を隠しきれなかった。
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