「本当に信じられない」佐々木朗希、魂の3回完全投球! フィリーズ打線の圧倒に米記者も脱帽「『特別』と言うのも控えめな表現だ」

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マウンド上で吠える佐々木(C)Getty Images

 文字通りの“完全投球”で流れを変えた。

 現地時間10月9日、ドジャースの佐々木朗希は、本拠地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第4戦で、1-1で迎えた8回からリリーフ登板。緊張の投手戦が続く中でのマウンドだったが、3回(36球)を投げ、無安打、無失点、無死四球、2奪三振の“パーフェクトピッチ”を見せた。

【動画】佐々木朗希、魂の完全投球! 強打者たちをねじ伏せた空振りシーン

 今季のナ・リーグ本塁打王から始まるフィリーズ上位打線をビシッと締めた。先頭のカイル・シュワバーをわずか2球で抑えた佐々木は、3番ブライス・ハーパーと4番アレク・ボームをそれぞれ凡打に仕留めて三者凡退で1イニングを抑える。

 そして9回もマウンドに立った背番号11は、危なげなく一死を取って迎えた強打の捕手J.T.リアルミュートは、徹底したスプリット攻めで空振り三振に仕留める。これでボルテージが一気に上がった球場内には、割れんばかりの「ロウキコール」がこだました。

 その後も快投を続けて9回も投げ切った佐々木は、延長10回も続投。先制適時打を放っていたニック・カステラスノスを三ゴロに打ち取ると、続く9番のブライソン・ストットは98.9マイル(約159.1キロ)の4シームで空振り三振。そして、二死無塁で迎えた今季のリーグ首位打者であるトレー・ターナーには粘られたが、最後は99.7マイル(約160.4キロ)の真っすぐで右直に打ち取った。

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