「依然として懸念材料だ」佐々木朗希の今季復帰絶望に米衝撃 現時点でのノースロー調整に「失望のシーズンとしか…」

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「ロウキ・ササキ、投球を中止。復帰のスケジュールも未定」

 そう銘打った記事を配信した米メディア『MLB Trade Rumors』は「ロウキ・ササキはフルパワーで投げると肩に違和感を覚え、投球を中止にせざるを得なかった。すぐに復帰できる見込みは低い」と佐々木の現状をリポート。その上で「ササキのリハビリ停滞で、ドジャースが期待していたような成果が得られていないことは明らかだ」と厳しく追及した。

「ササキにノースロー調整を続けさせるなど一連の対応は、ドジャースが少なくとも問題の原因を把握していることを示唆している。しかし、彼が今シーズン中にメジャーリーグのマウンドに復帰できると球団が自信を持って言えないのは、依然として懸念材料だ。成績不振、より悪化してしまった指標、そして投球回数の少なさが相まって、特に『世界屈指の才能ある若手投手』という輝かしい経歴を持っていたササキにとって、デビューシーズンは非常に暗いものとなった」

 さらに「彼のルーキーシーズンは失望のシーズンとしか言いようがない」とも佐々木の苦境を伝えた同メディアだが、「彼の才能が謎めいた形で消え去ったわけではない。8回の先発登板では投手を評価するにはあまりにも少ないサンプル数であり、先発ローテーションの筆頭候補としてのポテンシャルは見せていた」とも指摘。打者のコンタクト率が高いとされるNPBで記録した奪三振率39.1%の実力を発揮せぬまま離脱したことで、「非常に明るい将来を裏付ける能力は見せ切れていない」とした。

 思わぬアクシデントで躓いた佐々木。ここから彼がいかに再起を遂げるかは大いに注目したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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