「試行錯誤している段階」佐々木朗希、“球速復活”のカギは? 先発以外の可能性には「僕が決められることじゃないので」
佐々木朗希が球速低下の原因を模索している(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間8月5日、5月に右肩を負傷して以来となる取材に応じ、ドジャース専門メディア『Doger Blue』が、その様子を動画で公開している。ブルペンでは34球を投じている。
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佐々木は肩の状態について「健康面はもうだいぶ良くて、不安もないですし、痛みもない中で投げられていて、あとは今技術的なところに重点を置いてやっています」と話すと、1度キャッチボールを止めてから再開し、その後状態が良くなったタイミングについてこう話している。
「2回目のキャッチボールを再開する時ぐらいに、トレーニングだったり治療しながら、なんで痛みが起きてるのか、見つけることができて、そこからはすごくスムーズにいった。いろいろ複雑で説明難しいんですけど、いい動きだったり、自分がなんで痛いのかをわかったので、それを投球フォームにどう落とし込んでいくかみたいなことを作業をずっとやって、そこから良くなりました」
これまで、佐々木の自慢の球速が低下していることが指摘されてきたが、「もちろん体に不安がない中で、どれだけ自分が投げたいフォームで投げられるかと、その再現性と、今そういったところを試行錯誤している段階なので、もちろん良くなるとは思います。あとはこれをしっかりものにできるかどうか。実戦が入ってきた中で、そのいいフォームで投げられるかどうかで、パフォーマンスが変わってくるんじゃないかなと思います」と、安定したフォームを取り戻すことが、160キロ台の速球を復活させるカギとなりそうだ。






