佐々木朗希のメジャー移籍に虎視眈々 米専門サイトがド軍移籍を推挙「間違いなく球史に残る最高の日本人投手を3人も」
それでもなお、25歳を前にした異例の移籍に対する熱が高まるのは、やはり佐々木の特大のポテンシャルに関心が集まっているからに他ならない。
米メディアでも、佐々木を“迎え入れる”機運は徐々に高まっている。今オフに大谷翔平と山本由伸を獲得し、世界的な話題を提供したドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』は、「ドジャースは何が何でもササキを獲得したいと狙うだろう」と綴った。
同サイトは、結果次第で佐々木が24年のオフにメジャー移籍を狙うという日本メディアの報道を受け、「ドジャースは、今、そして将来的なチーム向上をさせるために手段を選ばない。彼らは貪欲になりつつあり、とにかく勝利にフォーカスしている」と指摘。ドジャースが補強に余念がないとしたうえで、“令和の怪物”を獲得する可能性を論じた。
「ドジャースは、オオタニと同様にササキを高校時代からスカウトし続けている。彼はまだ22歳だが、次代の偉大な日本人投手になる可能性を秘めている。もし、一連の報道が事実で、ドジャースが彼を獲得する幸運に恵まれたとしたら、間違いなく球史に残る最高の日本人投手を3人も獲得することになる」
無論、同サイトも「彼が2024年のシーズン終了後にポスティングされれば、アマチュアのフリーエージェントとみなされ、金銭的な制約を受ける」と懸念は示す。それでも「ササキが24年のオフに移籍するとなれば、オオタニ、ヤマモト、グラスノー、ミラーとローテーションを組むことになる。彼らを相手にするバッターの気持ちを想像してほしい」と大きな期待を記した。
あとは首脳陣を納得させられるだけの結果を残せるか。佐々木にとって24年は、未来を切り開くための重要な1年となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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