佐々木朗希 ロッテと契約合意 自費キャンプ回避も心配されるチームに与える影響「小さくない代償」とは
一方、球団が手塩にかけて育ててきたエースがベストピッチングできる環境を整えるために、ローテーションが変更になったり、多少の犠牲を強いられた投手の存在も陰にはいたとされる。
すべては球界の至宝ともいわれる佐々木の才能を生かすためにチーム全体でアシストしてきたが、チームの和にも影響を及ぼす可能性はある。
メジャー挑戦には「25歳ルール」もある。25歳未満の海外選手とはマイナー契約となり、契約金、年俸含め年間500万ドル(約7億2500万円)と抑えられるとあって、この点も球団経営の観点からは大事な焦点となりそうだ。
まずは球団との契約が締結したことで、2024シーズンも幕張で腕を振ることになった。ファンが何より求めているのは、チームを勝たせるピッチングだろう。規定投球回に達した上で年間離脱することなく、最多勝争いを含む圧倒的なパフォーマンスを残せるか。
昨年はリーグ2位と躍進したチームで目指す2005年以来の優勝に向けて、剛腕の力は欠かせない。キャリアハイの成績を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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