「本気か?」「まったくもって非常識だ」ド軍フリードマン編成本部長が憤怒 WS会見での佐々木朗希を巡る質問が波紋
米メディアでも動静が話題となっている佐々木(左)。そんな怪物に関するクエスチョンにフリードマン編成本部長(右)は黙っていなかった。(C)Getty Images
咄嗟に飛び出した質問に緊張が走った。
ワールドシリーズ第1戦を直前に控えた25日の試合前会見での一幕だ。
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ドジャースの編成を取り仕切るアンドリュー・フリードマン編成本部長は会見に登場。決戦を控えるチームの状況を聞く質問に淡々と回答していた。その中で異例の質問が飛んだ。米記者から昨オフからポスティングでのメジャー移籍が噂される佐々木朗希(ロッテ)に関して「25歳ルールで使えるボーナスプールの枠が多く残っていますが」と問われた。
実際、佐々木の動静に小さくない関心が集まっていたのは事実だ。前日には複数の米メディアで佐々木が今オフにもポスティングを行うのではないかという報道が出ていた。『The Athletic』のコラムニストであるジム・ボウデン氏は「ドジャース、メッツ、ヤンキース、レッドソックス、ダイヤモンドバックスは今月にササキの投球を見に、はるばる日本へ球団トップクラスの幹部を派遣した」と伝えていた。
ただ、場はワールドシリーズの幕開けを控えた会見。それだけにフリードマン氏の表情は強張った。記者の質問を途中で遮ると、「本気か? 私にその質問をしようとしているのかい? ワールドシリーズだぞ。その質問は相応しくないよ。本当に今それは重要じゃない。まったくもって非常識だ。ありえない」と呆れかえるような表情を浮かべた。