ロッテの“ポスティング拒否”を米報道 佐々木朗希の今オフメジャー移籍断念を伝える「あと1年は待つ必要がある」
かつてレッズなどでGMを務め、米球界の事情通でもあるボウデン氏のリポートを伝えた米メディア『Sporting News』は「ササキがいつかはメジャーリーグのスーパースターになる日が来るのは間違いない」と断言。その上で「ドジャースは球界を変える力を持つ先発投手を逃す」とも発信。続けざまに今回の報道に対する続報を伝えている。
「ある球界関係者によると、ドジャースをはじめとする30球団のスカウトたちはササキが獲得可能になるまで少なくともあと1年は待たなければならないと考えている。これは王朝を築くことを望んでいるロサンゼルスのチーム(ドジャース)にとっては残念なニュースとなるだろう」
メジャーでは労使協定が定めるルールにより、25歳未満の選手に各球団が使用できる金額が、契約金や年俸など込みで、年間500万ドル(約7億2500万円)と決まっている。そのため現時点でのポスティングはロッテ、そして本人も満足のいく保証が得られない可能性が高い。
佐々木とロッテが最終的にいかなる決断を下すのかは、米球界でも大きな関心事となっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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