「球団には感謝しかありません」――佐々木朗希のMLB移籍決定に米衝撃 現地記者がド軍の圧倒的有利を“断言”する背景
急転直下で下った佐々木のポスティング移籍決定の報道は米球界でも一大トピックとなった。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者はXで「ササキは史上最高の投手候補の一人であり、インターナショナル・ボーナス・プールを契約金とするマイナー契約でしか契約できない。ドジャースが最有力視されている」と断言。
先述の「25歳ルール」の対象者になる佐々木。彼と獲得するためにはボーナスプール資金から捻出する必要があるのだが、ドジャースは30球団で最も多い250万ドル(約3億8550万円)を保持している。最高額を提示した球団が契約できるポスティングとなった場合には有利となるのは必然だ。
もはや業界内では佐々木のドジャース入りは暗黙の了解とも見られてもいる。米メディア『The Athletic』のヤンキース番を務めるクリス・キルシュナー記者は「ヤンキースもササキを熱心にスカウトしているが、ドジャースが有力視されている」と伝えている。
幕張から世界へ。今冬の日米移籍市場は令和の怪物が主役となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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