ドジャースとパドレスが有力?MLB公式が「お金」じゃない佐々木朗希の移籍先に早くも興味津々
「この2チームによる一騎打ちというわけではないが、有力候補なのは間違いない」
あるナ・リーグ球団幹部がコメントしたように、多くの関係者が有力候補に真っ先に挙げるのがドジャースとパドレスだ。「オオタニとヤマモトが加入したドジャースは日本で最も有名なチームになったし、ササキはダルビッシュとも親交が深い。交渉の手助けとなるかもしれない」と同サイトは指摘した。
また別の関係筋は過去に多くの日本人選手と契約してきた実績があるジャイアンンツ、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、カブス、レンジャーズも有力候補として並べたという。ある関係者は「東海岸のチームでは、メッツが最も可能性があると思う」と同サイトの取材に答えた。
メジャーリーグでも先発投手の一番手が務まる能力を認める一方で、スタミナ的な不安を懸念点としても挙げた。「ロッテでは年間100イニング以上投げたことは2度しかないし、最高でも2022年の129回1/3。右腕と脇腹の故障により今季は111イニングしか投げていない」とケガの多さや安定してローテーションを守れるかどうかには懐疑的でもあった。あるナ・リーグ球団幹部の「メジャーリーグでもとても手強い投手になるのは間違いない。でも200イニングも投げるようなワークホース(働き馬)としては計算できないよね」というコメントも紹介した。
金銭面では争われないという、異例の争奪戦。果たして佐々木が挑戦の場となる新天地を選ぶ決め手は何になるのか。昨オフの大谷や山本の移籍交渉と状況は異なっても、決断の時まで米メディアがヒートアップしていくことは変わりなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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