佐々木朗希が「大谷運命の日」にポスティング公示、45日間の争奪戦がスタート
また、この「25歳ルール」での移籍は、12月15日で一度契約期間が締め切られ、来年1月15日の米東部時間午前9時(日本時間同日午後11時)までは一時凍結される。そのため多くの米メディアは、佐々木の正式契約は来年1月15日以降になると指摘している。正式契約を結ぶことができるのは、実質来年1月15日~23日の約1週間になるというわけだ。
また米各メディアは、偶然の一致を運命的とも報じた。ちょうど1年前の12月9日、大谷翔平はドジャースと契約合意したことを発表した。その1年後、佐々木のポスティングシステムが受理されメジャー30球団に公示された。ともに岩手県を故郷に育ち、最速165キロを誇る日本屈指の右腕同士。2023年のWBCでは岩手出身の先輩、後輩として先発ローテーションを組み、侍ジャパンの世界一に貢献した。
事前の報道ではドジャースとパドレスの一騎打ちという見立てが圧倒的だが、金銭面での争いにならなければどんなダークホースが飛び出してきても驚きはない。2017年オフ、大谷とエンゼルスの契約合意を予想する声はほとんどなかった。令和の怪物がどこを新天地に選ぶのか。年をまたいだ争奪戦の幕は切って落とされた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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